退化なのかもしれない
今日からお題の記事も書いていきます。ますますウェブログっぽくなってきましたね。
上京して早1ヶ月。車社会の田舎から電車の申し子、とまでは未だなれず、きちんとマップや乗り換えのアプリを駆使して日々を過ごしている。
車の運転は毎日しないと鈍るし数ヶ月経ったらもうペーパードライバーと化してしまうのだと、そうなってしまった地元のネイリストさんが言っていた。
そもそも外に出掛けることも運転も好きではないけれど、助手席でうっかり微睡んでしまう時間はなぜだかとても好きだ。そしてそんな時間が訪れるのは決まって夏だった。
座席を運転席よりも少し後ろに倒して橙色に染まりつつある空を薄目で確認する。私はエアコンより窓派だったので、顔に風がかかるかかからないかくらい窓を開けて夏の匂いを感じた。
それを経験から想像するのと同時に、晴天の中で窓を全開にして、そこから顔や手先を出して夏という季節を全身で感じていた小学生の頃のことも思い出した。*1
そういえば、あの頃はどれだけ風が当たってこようと平気だったのに、今はあの中で息が出来ないのがとても怖い。高校生の時に久しぶりにそれをして、内から湧き上がる恐怖に自分自身驚いた。
身近なところで言えば、ドライヤーを前から当てられない。
これはジャニーズのグループ A.B.C-Z の河合郁人くんも、1stシングルCD「Moonlight walker」の特典DVDの雑誌の取材で答えていた。大共感である。
最近のドライヤーには顔に風を当てて小顔効果を期待出来る機能がある。私の使っているPanasonicナノケアというドライヤーにもその機能がついているが、一度使用したことがあるかないかだ。今使用していないということは、きっとその弱めの風も苦手だったのだろう。
昔は知らぬが故に無謀で度胸もあったが、なぜだか当時の自分に負けた気になってしまうのは私だけだろうか。良く言えば大人になったという変化なのだろうか。
*1:危険な行為なので止めた方がいい。